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ブラックリストとは。

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まず、最初に「ブラックリスト」というリストは実在していません。

では、ブラックリストとは何かと言うと、金融機関が扱っているものの中に「個人信用情報」と呼ばれる個人情報が細かく登録されているデータがあります。

その個人信用情報に、クレジットカードの料金を延滞したり、自己破産をしたなどの、事故情報や延滞情報が登録されることを俗にブラックリストに載ると呼びます。

個人信用情報は簡単に言うと、個人の氏名・年齢・性別・生年月日・住所・職業・会社名・収入などのデータ集です。

これは各金融機関で共有されています。

主に利用されるのはクレジットカードの申込みの時です。

申し込んできた人が社会的に信用できるかどうか判断をするために利用されています。

では、ブラックリスト入りするとどうなるでしょうか。

ブラックリスト対象者はキャッシングや新しくクレジットカードの発行ができなくなります。

ショッピングローン・自動車ローン・住宅ローンなども一定期間制限されます。

真面目に働いて安定した収入を得ていても、過去に債務整理などを行っていたら大体5年~10年ほどはブラックリストから消える事はないので気を付けるようにしましょう。

車や住宅を買おうと思ってもローンが通らないと困りますからね。

一括で買えるだけの現金を用意するか、ブラックリストから消えるまで待つしかないです。

では、具体的にどんな人がブラックリストに載ってしまうのかを記載していきます。

ブラックリストに載る主な理由は、事故情報の存在が確認された時です。

まず一つめに、61日以上3ヶ月以上の支払遅延があるとブラックリスト入りする可能性があります。

きちんと支払いをしなければいけないのに、支払いを怠ると信頼を著しく損ねる契約不履行になり事故情報として扱われます。

一般的には3ヶ月以上も延滞したり、1ヶ月払って次の月に延滞、また1ヶ月払って次の月に延滞などの事を繰り返すとブラックリストに載る可能性が高まります。

2つめに債務整理をした場合です。

民事再生・自己破産・任意整理・特定調停・個人再生などの、法的手続きをして借金を減額したり、ゼロにしたらブラックリストに載ります。

ちなみに、過払い金請求はブラックリスト対象外です。

そして3つめですが、携帯電話の分割払いを支払っていない場合です。

携帯電話の分割払いを3ヶ月以上滞納すると、ブラックリストに載ってしまいます。

この携帯電話の分割払いの滞納でブラックリスト入りする人は非常に多く、年々増え続けています。

知らず知らずにブラックリスト入りしている人も多いのではないでしょうか。

20代などの若い人たちも、ちょっとした携帯料金の払い忘れでブラックリスト入りしています。

ついつい払い忘れる事はよくありますよね。

ですが、3ヶ月以上滞納するのは絶対にやめておきましょう。

次から次へと新しい機種に変えるのではなく、一つの端末を大事に使って長く使用したほうが良いと思います。

最近のスマートフォンは新しい機種が出ても、性能は大きく上がったりしていません。

だけど無駄に高額になっていっています。

よっぽど気になる機種が出るまでは今の機種を壊さないように大切にしましょう。

2年に1回、新しい機種を買い替えるより他にお金を使ったほうが有意義です。

どうしても新しい機種が欲しい時は一括払いで買いましょう。

ちょっと話が逸れてしまいました。

ブラックリストに話を戻しましょう。

もし自分がブラックリストに載っていたらどうしようと気になる人はいるでしょうか。

ほとんどの人は普通に生活していれば、そんな不安はないと思いますが、先ほど書いた通りに携帯電話料金の滞納でブラックリスト入りしている人が増えています。

本人の知らないうちに個人信用情報に事故情報が登録されているわけですね。

その人が、新しくクレジットカードを発行したけど何故か審査に通らなかったとします。

ブラックリストに載る理由が、本人には何も思い当たらないから凄く不安になりますよね。

そんな時は、ブラックリストに載っているか調べましょう。

支払いの滞納や、キャッシング・ローンなどの情報は全て個人信用情報に登録されています。

この情報は法的手続きをしないと勝手に消えたりしません。

では、調べる方法を見ていきましょう。

個人信用情報を確認するには、自分で「信用情報開示制度」を利用します。

この信用情報開示制度を使って確認する以外に方法はないです。

一応、代理人が申込みをする事も可能ですが、個人情報の塊なのでなるべく自分で申し込むべきでしょう。

次に申し込む場所ですが、いくつか存在しているので簡単に紹介します。

「全国銀行個人信用情報センター(KSC)」

・必要な書類
登録情報開示申込書
本人確認書類

運転免許証 有効期限内のものをコピーしてください(氏名・生年月日・住所)
運転経歴証明書(平成24年4月1日以降交付のもの)
パスポート(現住所記載の面も)
住民基本台帳カード(顔写真付きのもの)
マイナンバーカード(おもて面のみ)
外国人登録証明書・在留カードまたは特別永住者証明書
各種健康保険証
公的年金手帳(証書)
福祉手帳(証書)
戸籍謄本または抄本 発行日から3ヶ月以内の原本
住民票(個人番号の記載のないもの)
印鑑登録証明書

手数料が1,000円かかります。

必要な書類を揃えて全国銀行個人信用情報センターへ郵送してください。

情報開示の方法は郵送のみです。

もう一度言います。

郵送のみです。

「株式会社シー・アイ・シー(CIC)」

開示方法は、インターネット・郵送・窓口より選べます。

インターネットでの申込みが即確認できてオススメです。

郵送や窓口は時間がかかるので、お急ぎの方はインターネットを活用しましょう。

引用元:情報開示とは(自分の信用情報を確認)

「株式会社日本信用情報機構」

こちらの会社はスマートフォン・郵送・窓口の3種類です。

それぞれ専用の問い合わせフォームがあるのでご利用になるフォームから申請してください。

インターネットじゃなくて、スマートフォン限定なのが不思議ですね。

手数料は全て1,000円です。

3種類とも詳しい説明が「株式会社日本信用情報機構」のウェブサイトに記載されているので、そちらを参考にしてください。

以上の3社が個人信用情報を開示してくれます。

では、最後になりますが、ブラックリストに載った情報は消せるのか気になりますね。

結論を言うと、消せません。

どんな手段を使おうと消す事は不可能です。

政治家などのお偉いさんたちなら消せるかもしれませんが…。

普通の一般人には消す事は無理です。

だからブラックリストに載るようなことは絶対にやめておきましょう。

スマートフォンの代金も忘れずにしっかり払いましょう。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

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