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CD・ATMは普段から利用している人はたくさんいると思います。
CDはもうほぼ見かけなくなりましたが…。
銀行・コンビニのATMを利用している人はよく見かけますね。
日本人は現金主義な方が多いので、諸外国に比べるとATMの利用回数はかなり多いです。
今回は、そんなCDとATMの歴史について書いていきます。
CD・ATMは何の略？機能は？
CD：キャッシュディスペンサー：現金自動支払い機
キャッシュは現金、ディスペンサーは液体定量吐出装置です。
ボディソープやシャンプーなどによく使われていますね。
そのディスペンサーの仕組みを、現金を一定量出す機械として利用したのが、キャッシュディスペンサーです。
キャッシュディスペンサーはお金を引き出す専用で預けたり振り込んだりはできません。
ATM：オートマチックテラーマシーン：現金自動預け払い機
オートマチックは自動、テラーは銀行などの金融機関窓口でお客様を接客する人、マシーンは機械です。
そのままの意味で、自動でお客様の対応をしてくれる機械です。
CDより大幅に性能が上がっています。
預け入れ、引き出し、残高照会、通帳記入、他にも金融機関ごとのサービスがあります。
色んなところにあるATMですが、今ではパチンコ店の中にも設置されています。
CD・ATMの歴史
まず、1965年にイギリスでCDが誕生します。
初期のCDは、金額の指定ができませんでした。
引き出す操作をすると、10ポンド単位で袋詰めされたお金が出てきたそうです。
その4年後の1969年12月に日本にCDが導入されます。
日本のCDもイギリスと同じく金額の指定ができず、1000円札10枚が1束になって出てくる「袋出し式」でした。
2年後の1971年にようやく、お札が1枚ずつ出てくるCDが誕生しました。
更に同年には、各CDと銀行の中央コンピューターがオンラインで繋がりました。
日本にCDが導入されたのは、「週休二日制」だと言われています。
銀行が休みの土曜日や日曜日でも、お金を引き出せるようにするためですね。
そして、1971年に三井銀行が365日24時間営業のCDを初めて設置しました。
三井銀行がきっかけになり、各銀行もどんどん設置していきます。
しかし、1973年にオイルショックがおきます。
その影響で金融機関の週休二日制が無期延期されCDの365日24時間営業も中止になりました。
今現在でも、年末年始や祝日などで使えないATMはたくさんありますね。
ちなみに、その頃、AD(オートマティック・デポジットマシン)というお金を預けるだけの機械が開発されました。
が、すぐに高機能を持つATMが誕生したためADは全く日の目を見ずに消えました。
ATMは、瞬く間に設置されていきますが、CDも負けずに1990年代の後半まで利用されていました。
CDが何故すぐに消えなかったかと言うと、ATMは機械代が高かったのです。
それで、ATMを買えない金融機関がCDで頑張っていたのですね。
長い間、CDは活躍してくれましたが、今となっては見かけることがなくなりました。
今後ATMより高機能な機械が誕生することはあるのか、これからが楽しみです。
近い将来、現金主義の人が減っていくとATMも減っていき、新しい何かが登場するかもしれませんね。
以上がCDとATMの歴史です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
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